馬毛島基地建設を考える~ 湯水のごとく使われる税金・このままでいいのか ~

自衛隊馬毛島基地整備の本体工事が、2023年1月に始まって7ケ月が過ぎようとしています。
種子島島民の生活に少なからず影響が出てきています。6月30日に行われた公開学習会で

「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」山内光典会長は問題点として 「1]つ目は、家賃の値上げで借家を追い出されている家庭がいる。 2つ目は、基地工事関係者は、住所を西之表市に移さず借家に住んでいますが、自治会に加入していない。 3つ目は、市内のいたるところに工事関係者用のアパートやコンテナハウスが造られ、地元住民は防犯面の不安を抱いている」などの声が寄せられ、また「馬毛島周辺での漁場が根こそぎ破壊されていること、絶滅危惧種に指定されているマゲシカなど貴重な動植物が全滅し、環境も破壊されている」と報告しました。

さらには、午後7時から深夜に及ぶ米軍空母艦載機によるタッチアンドゴーの騒音による健康被害、艦載機からの落下物の危険性などの被害が想定されます。

現在、馬毛島島内では、工事関係者用の宿舎、港湾整備や滑走路工事が急ピッチで進められ、完成すれば作業員6000人が24時間体制での突貫工事が始まります。しかし、基地建設に関わる工事は、馬毛島だけに留まりません。7月9日に、谷山港近くの「ケーソンの製作現場」を見学しましたが「ケーソンは幅20m、長さ30m、高さ20m前後」の圧倒される鉄骨やぐらに加え、その時点では台船1台に組まれていましたが、同じ場所に台船が3台設置されているのです。鹿児島湾内でも間もなく24時間体制で工事が始まることを示唆するように、現場近くの工事スケジュール看板を見ると、3交代のスケジュール表が掲示されていました。

当初、係留施設や仮設桟橋、滑走路の工事費は1,680億円と報道された予算は、国会で議論されないまま3,508億円と膨れ上がっています。財政や安全保障の専門家をして「あり得ない」と批判しているのです。岸田総理や浜田防衛大臣はことあるごとに、国民に「丁寧に納得いくよう説明する」としていますが、国会で十分な審議や国民が納得できるような説明をしていません。

  私たちは今のような税金の投入に反対なのです。納得していません

 

 

 

<追記>

奄美大島でも馬毛島へのテトラポット製造

政府の「安保」政策に翻弄されている奄美大島においても馬毛島に送るテトラポットが製造されています。7月の奄美大島での平和行進の時に発見。80トンテトラポット  個・50トンテトラポット  個が製造され、馬毛島に送られるといういうのです。自衛隊のミサイル基地が建設され、日米合同軍事訓練が繰り返される奄美大島において、住民に知らされることもなく製造が進んでいます。

南西諸島の軍事基地化、そして産業も軍事関係…豊かな自然・世界自然遺産が軍事の色に染まっていきます。