姶良伊佐ブロック「馬毛島視察研修開催!」

姶良伊佐ブロック平和運動センターでは、馬毛島基地建設についての実情を知るため、2023年10月28日(土)、種子島を訪問し、現地の市民団体連絡会と意見交換をしました。ブロックから18名が参加しました。まず、熊毛ブロックの大石代表から挨拶があり、馬毛島基地建設に反対するグループから、島内での生活の影響について詳しく話を聞くことができました。その後、バスで旧種子島空港に行く途中、馬毛島基地建設の工事関係者が宿泊しているコンテナハウスが至る所にみられ、異様な雰囲気を感じました。朝夕となると市内で交通渋滞が発生、港が慌ただしくなり、工事関係者の船が行き来します。旧種子島空港ではバスから降りて、馬毛島にクレーン船で運ばれる大量のテトラポットを見ることができました。今回の研修は短い時間ではありましたが、参加者のみなさんが感じたことについて一部抜粋して紹介します。

 

<参加者の>

西之表市から見た馬毛島の距離の近さ。新聞報道で自衛隊機による騒音測定の件を読んだが、基地としての  運用が始まると戦闘機の騒音で住民生活に影響があるのでは、と危惧した。(I)

バスで移動する際、主要交差点に立つ誘導員や、至るところに建つコンテナハウスに衝撃を受けた。島(特に西之表地区)での生活環境の変化について、穏やかな日常が脅かされていることや、自然環境の破壊など、切実な問題を直接聞くことができた。船での輸送代・莫大な交付金や宿泊費の高騰などの「甘い汁」による、意見を言えない雰囲気作りがなされていることだった。(M)

  西之表市から久し振りに見る馬毛島は地肌の茶色が遠目にも見て取れ,複雑な気持ちになりました。馬毛島の基地建設が現実ものとして理解せざるを得なかった。島内の住宅家賃問題,ゴミ処理問題,医療問題を市議の方からお聞きし,島の生活にも影響が大変あると実感しました。 (I)

  工事のためにたくさんの資材を購入し製作していることなど多額のお金が使われていることが分かりました。お金を使って人々の生活を壊していく,そしてその支払われるお金は私たちが納めている税金だということに腹立たしさを感じます。 (K)

 旧種子島空港にはケーソンのテトラが多数滑走路におかれ、今後は、6,000人ともいわれる工事関係者を島に送るともいわれ、空母を係留する計画もあると聞きました。この現実において、県民がもっと関心を持って環境破壊や、生活に影響が出ないように声をあげるべきだと思いました。 (S)

実際に種子島空港跡地を見学させていただきましたが、広大な敷地を埋めるほどの資材が運びこまれているのを目の当たりにし、その規模やスピード感に恐れを感じるとともに、税金の使われ方についても考えさせられました。加治木港から資材の運搬が行われていることなど考えても、決して対岸の火事ではないのだと思います。(T)

工事作業者の増加による家賃の高騰や食料品の不足、交通渋滞など生活に直結する悩み、空地におけるコンテナハウスの乱立など不安の種が多くあることが分かった。今回の研修を受けなければこうした島の実情や住民の直の声を聞く機会はなかったと思うので、とても貴重な体験になった。 (Y)

政府が馬毛島に基地建設を強行していることで、地元の住民の安心安全が脅かされていることに強く憤りを感じた。特に80歳の発言者の地元の方が、晩酌の楽しみだった地元産の刺身が食べられなくなったと怒っていたように生活が破壊されている。 (T)

かねてより新聞やテレビなどの報道において西之表市をはじめ、種子島全体の住民の皆さんに及ぶ生活面などの影響は漠然と認識しておりましたが、現地において直接地元の方のお話を聞いたり実際に目にすることで深く焼き付き、今後も馬毛島問題に関する情報に深く関心を持つ良い契機となりました。 (Y)

2023年1月12日に米軍空母艦載機陸上離着陸訓練基地としての工事が公然と行われ始めてから、西之表市民は地元住民だからこそ、反対の声があげづらくなっています。米軍基地問題は日本国民の問題、特に馬毛島は鹿児島なのに、県民の関心が薄く怖いです。 (U)

国の進める政策は住民の声にも耳を傾けず、いくら反対運動をしてもこのような方向性で進めていく今の政党がある限りは変わらないと思いました。 (N)

種子島では懇談会の中では地元の方たちが、いかに不条理なことが住民無視で行われているかの様子を語ってくださいました。夜の街が物騒になったことや、種子島の魚を焼酎のアテにできない伝統文化が消されつつあること。また本音のところでは反対だけれど、家族が関わっていると話しにくい現状を知らされたことには、胸につまされる思いでした。 (I)

 種子島から肉眼でも、きれいな海上に巨大クレーンがいくつも見えた。それほど馬毛島は近くにあり、ここに基地が出来たら怖いと思った。国が地方に犠牲を強いる構造の中で、人々の日常が壊されていること、基地建設と引き換えに給食費の無料化とか、住民を黙らせるためなら何でもありの国のやり方に腹が立ちました。(F)