「九州ブロック沖縄辺野古新基地建設阻止第16波座りこみ行動」に参加して
退教協 上猶 覚
「寒い!」気温13℃と言われれば「そんなに寒くはないでしょ」と思われるかもしれない。でも,風が強く,しかも雨・・・。かつて,暮らしたことのある沖縄の冬は,こんなにも寒かったかなと感じたほどだった。2024年1月24日〜24日の座りこみ行動に初めて参加したことを報告する。
昨年(2023年)12月、沖縄辺野古基地建設の代執行訴訟で,沖縄県の敗訴が決まると,国(防衛局)は,深さ90mを超えると言われるマヨネーズ状地盤側(大浦湾側)への工事を、地元住民を欺き、すぐ
に再開した。
毎日3回、1回に30台ほどの工事車両が基地に出入りする。その工事車両入り口に座りこむ行動が、繰り返されている。工事車両が,入り口付近の道路にならび,大渋滞。特に,朝9時すぎからの渋滞は,通勤などと重なり,一般車両の通行の大きな妨げになっていると感じた。工事車両入り口に,軍隊のようにならぶ警備員と繰り返される移動の呼びかけ。搬入の時間前になると機動隊が現れ,自主的な移動の呼びかけの後,最終通告。そして,強制退去(引っこ抜き)が行われる。座りこみするわたしたちは,抵抗をすれば「逮捕」となることもあるため,じっとして動かず。機動隊側も丁寧に,高齢者には配慮し,座りこみを排除した。その時間,わずか10分。「新基地建設反対」のわたしたちの声を尻目に,工事車両が,基地内へ次々と入っていった。

今回驚いたのは,埋め立て工事ばかりでなく,辺野古基地内で建設されている新たな弾薬庫。(車を止められず、写真が撮れなかった)昨年夏には,豊かな森だったところが,山肌を表し,削られていた。さらには,弾薬などを運搬するためであろうと思われる橋までも,建設されていた。
大浦湾側から辺野古基地を見ると,遠くに台船から,砕石を投入しているのが見えた。「砕石は,水質保全のために洗浄してから」とは思われない海水のにごりや湧き上がる土ぼこりが確認されているそうだ。地元の同意も,約束も守られないまま工事が進められている。
「移動しましょうね」強制退去される時の機動隊員の声が,今も耳に残っている。アクセントと言葉から,この機動隊員は,沖縄出身だとピンときた。何度も基地建設反対の民意を示した沖縄県民に,分断まで強いている国(防衛局)に怒りを覚えた。

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