さつま町の「弾薬庫建設」に反対し、自衛隊施設誘致の撤回を要求
8月20日の午後から、鹿児島県護憲平和フォーラムは、さつま町の弾薬庫建設と自衛隊施設の誘致に反対し、撤回を求める要請を町長と議長に行いました。2023年12月20日「さつま町弾薬庫整備・適地調査に10億円!」の新聞報道は、大半の住民には「寝耳に水」でした。2024年7月には、予定地の地質や土地利用状況と整備の可否を探るボーリングと適地調査のための地上測量が始まっています。
申入れでは、これまでの議会と行政の自衛隊施設誘致に関する経過と町長の所信表明、2018年6月町議会において「防衛省施設誘致請願書」を全会一致で採択した後に「さつま町防衛施設等の誘致に向けた庁内検討部会設置要綱」を定め、12月には地域活性化を目的に、熊本の陸上自衛隊西部方面隊への第1回の請願を皮切りに、2023年5月までに9回の請願を提出していたこと、その背景として「防衛大臣に提出した誘致に賛同する2,600人の署名は、相当な重みがある」としていること、ただ、人口約18,000人の14%にも満たない要請で自然豊かなさつま町の将来を決めていること、町長就任直後の2021年6月町議会で「広く町民の皆様の声をお聴きし、町政に反映させる」「町民の皆様と共に知恵を絞り、汗をかきながら行政を進める」と表明したのに、今回の自衛隊誘致はおかしいことを指摘しました。
弾薬庫は「有事」の際に最初に攻撃される施設です。防衛省は地元説明で、弾薬庫事故はゼロと説明していますが、過去には福岡北九州での爆発事故や、現状では東広島市の川上弾薬庫の有機フッ素化合物PFOSの水質被害などで多くの周辺住民が犠牲になっていることから、撤回を要求しました。
また、弾薬庫以外に演習場やオスプレイの発着場の提案などさつま町全体を自衛隊施設として提案していることに、同席した地元住民の皆さんからも「さつま町の将来に関わる大事なことを、町民に知らせず一部の人たちだけで進めていいのか。私たちは、反対です」と、詰め寄りました。弾薬庫建設報道以降、
さつま町では「弾薬庫建設」を考える会が発足し、これまでに4回の学習会を開催し「やっぱり弾薬庫は危ないよね。さつま町にはいらないよね」と反対の意思を固め、町内各地でスタンディグ行動を行い、広く町民にアピールしてきました。
私たち鹿児島県護憲平和フォーラムは、地元で結成されたさつま町の「弾薬庫建設」を考える会を支援し、県民の「安心・安全」な生活を守るため、さつま町の危険な「弾薬庫建設」に反対し、自衛隊施設誘致の撤回を求めました。今後は、隣接する霧島市、湧水町、伊佐市の姶良伊佐ブロックと薩摩川内市、出水市の北薩ブロックと連携を強化してとりくみを進めていきます。
鹿児島県鹿児島市鴨池新町5−7
電話 099-252-8585
