オスプレイ配備反対佐賀集会開催
7月9日に、陸上自衛隊オスプレイ配備のための「佐賀駐屯地」が開設されるのを前に、30度を超える炎天下の6月21日、佐賀の市民団体「オスプレイ裁判支援・市民の会」主催の反対集会とデモ行進が佐賀空港横グランドで開催され、佐賀平和運動センターの要請を受けてこの集会に参加してきました。
はじめに「市民の会」共同代表で、佐賀大学の「吉岡 剛彦」教授が「佐賀空港を利用する中国人観光客が増える中、敵対心をむき出しにしたオスプレイを見せつけるのは賢明ではありません。佐賀にも、日本のどこにも欠陥機オスプレイはいりません」とあいさつしました。次に、地元のノリ漁師で、駐屯地工事差し止めを求める訴訟を起こしている「古賀 初次」さんが「2020年8月に県知事は、佐賀空港建設時に漁協と結んだ『空港を自衛隊と共用しない』との覚書を反故にしました。また、防衛省が地権者を金で釣り、欠陥機オスプレイまで持ってくることには耐えられません。駐屯地が開設されるこれからが本当の闘いです」と、今後の運動への協力を参加者に訴えました。
参加者は「佐賀空港の軍事化と、軍用航空機の一切の配備に反対」との集会アピールを採択し「オスプレイNO!」のプラカードを掲げて往復約3.5キロを歩き、工事が進む駐屯地のゲート前でシュプレヒコールを上げました。
防衛省は佐賀空港に、陸上自衛隊オスプレイ17機と時期は未定としながら、目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)からのヘリ約50機も移駐する計画を発表しています。佐賀駐屯地は、空港西側で建設工事が始まって7月12日で1年となります。地上からでも8階建ての隊庁舎の骨組みや複数のクレーンが確認でき、空港ターミナルを大きく上回る広さの新駐屯地の全容が、空港の横にあるグランドからはっきり見えました。
陸自オスプレイは有事の際、長崎県佐世保にある相浦駐屯地の離島防衛専門部隊「水陸機動団」を南西諸島に輸送する役割を担うことになっています。木更津での暫定配備の期限は今年の7月で、駐屯地建設をめぐっては、工事差し止めを求め、地元の漁業者らが国を相手取った訴訟も佐賀地裁で争われています。
鹿児島では米軍のための「馬毛島基地建設」が強行されています。基地が完成する2030年以降は、神奈川の横田・山口の岩国・沖縄の嘉手納・普天間基地をはじめ佐賀空港のオスプレイ、福岡の築城・宮崎の新田原・長崎の相浦基地など、全国からの訓練が拡大することが予想されます。全国の仲間と共闘して、反対運動にとりくまなければなりません。
県フォーラム・原水禁 磨島 昭広
鹿児島県鹿児島市鴨池新町5−7
電話 099-252-8585
