米軍事訓練反対!日米豪統合訓練を許さない!

防衛省は自衛隊と米軍併せて、全国で過去最大の約19,000人が参加した実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を、9月11日から25日までの日程で実施しました。

訓練では、鹿屋基地を給油や整備の拠点に、米軍MV-22欠陥機オスプレイ5機と自衛隊佐賀分屯地所属のⅤ-22オスプレイ6機を集結して、大分や熊本の演習場に物資や人員、負傷した隊員を搬送する訓練です。事故原因を究明し、改善したかもわからない欠陥機オスプレイに自衛隊員を載せて運ぶのは、とても危険なことです。また、徳之島伊仙町の前泊漁港では15日、米海兵隊の半潜水型無人艇「ALPV」を使った物資輸送訓練を、さらに、米軍は石垣島の駐屯地で対艦ミサイル発射装置「ネメシス」や短距離防空システム「マディス(写真右)を、米軍岩国基地では中距離ミサイル発射装置「タイフォン」を、いずれも日米軍事訓練で展開するのは初めてで、特に「マディス」は南西諸島の島々に前進基地を設置し、拠点として支援する米海兵隊の「遠征前進基地作戦(EABO)」で使用する無人地対艦ミサイル搭載車両です。

沖縄の与那国から、奄美大島の島々に自衛隊の地対艦ミサイルを配備しておきながら、何故、日本国内で米軍が訓練するのか?いずれも県民の生活圏の中で行われていることが問題です。

また、防衛省は「レゾリュート・ドラゴン」が終わって間もない、10月20日~31日にかけて自衛隊統合演習をすると発表しました。自衛隊約52,300人・米軍約5,900人・豪軍約230人が参加する統合演習は過去最大規模で、弾薬輸送や物資投下訓練など実戦を意識した内容です。民間空港での戦闘機訓練は初めで、他国からの攻撃で自衛隊基地が使えないことを想定した訓練です。鹿児島空港にF15戦闘機が最大4機着陸して燃料補給を、鹿屋基地からは弾薬輸送・搭載訓練を実施し、奄美・徳之島空港では離着陸訓練とT4練習機も着陸します。鹿児島港には自衛艦が入港し陸路で弾薬が運ばれ、奄美市の名瀬港には宮城県の仙台塩釜港から、部隊と地対艦誘導弾を載せた民間フェリーで輸送する訓練です。大型の長距離ミサイルを、民間のフェリーで運ぶのは、とても危険です。さらに、南種子町の前之浜では燃料投下訓練、奄美市の笠利崎灯台では医療資材投下訓練など、実践に基づいた訓練が行われます。

どこの国が攻めて来るのでしょうか。このままでは、県内全域が訓練場になります。私たちは、この実践を意識した訓練に反対の声を上げましょう。