12.8「不戦を誓う日の集会」!~鹿児島ブロック
1945年8月6日広島・8月9日長崎の原爆投下から80年たっても、核廃絶は実現できていません。1954年のアメリカのビキニ―環礁での水爆実験で被曝した、日本の漁船第5福竜丸事件が「原水爆禁止」の気運を高め「核兵器廃絶・被爆者救済」を、運動の両輪として1955年に第1回原水禁大会が開かれました。被爆者の体験を原点とする原水禁運動の歩みと原水禁運動の足元を確認し、現在の米国とイスラエルによるイラン核施設への攻撃をはじめ緊迫する国際情勢や高齢化した被爆者の実相の継承していかなければなりません。
そこで、鹿児島ブロック護憲平和フォーラム主催で、12・8不戦を誓う集会が、12月6日(土)旧県庁跡地の県民交流センターで開催されました。年末の土曜日の午前中で皆さんお忙しい中でしたが、50名も参加があり、熱気にあふれる集会になりました。
講演の講師は、中央原水爆禁止日本国民会議の谷 雅志・事務局長。「被爆・敗戦80年原水爆禁止活動の現状と課題」というテーマで話をいただきました。お話は多岐にわたりました。これまでの原水禁運動の歴史・今後の課題だけではなく、平和運動全般、原子力発電の現状・未来等々。谷さんは、お話の中で、「私たちの学び・平和の思いをしっかりと伝えていかなければならないが、そのためには、社会をより良くすることが出来るという実感力、今のままでこの先どうなるのかという想像力、さらにそれを言葉にして伝える表現力が大切だ。」と、力説されていました。「大切なことは、若者、市民を共感者にするために、私たちはしっかり学び、しっかり伝える努力をしなければならない。」ともおっしゃいました。正しいことだから伝わらないのはおかしいではなく、発信力を磨かなければならないのです。
原爆が投下されて80年。いまだに核兵器が廃絶できない現実に、無力感を感じそうになります。しかし、日本は、唯一の戦争被爆国です。被爆の実相を被爆者とともに知るただ一つの国として、国際社会の中で核兵器廃絶を訴え続けるために、核兵器禁止条約に署名、締約・批准する責任があります。そのうえで、絶対悪である核兵器の廃絶を、国際社会の中で声高く叫び続けなければなりません。
今回の集会は、80年という節目の年に、谷雅志さんにご講演をいただき、学びを深め、私たちの平和の思いを強くすることができました。
今後も、鹿児島県護憲平和フォーラムへのご理解とご支援よろしくお願いします。
鹿児島県鹿児島市鴨池新町5−7
電話 099-252-8585
