第60回全国護憲大会 新潟大会

第60回全国護憲大会は11月11日~13日の3日間、新潟県新潟市で開催されました。11日に開会式が行われた「新潟県民会館」には、鹿児島の15名を含む1400人が参加しました。このうちの半数以上が初めての参加で、オープニングを飾ったのは、地元の「新潟ろうあ万代太鼓・豊龍会」の小気味よい太鼓の音色と30人が参加した「にいがた総おどり」のリズミカルな和おどりの舞台に圧倒され、元気をもらいました。印象に残ったのは、最後の代表あいさつで「私たちは、太鼓と踊りで平和を世界に訴えて行きます。目指すところは皆さんと同じです。争いのない世界平和を一緒に築いていきましょう」との言葉に、大きな拍手が起こり、鳴りやまなかったことです。

開会総会は、地元の実行委員の司会で始まり、主催者あいさつで中央フォーラムの藤本・共同代表が「安倍・菅政権の路線を引き継いだ岸田政権は、安保3文書を国会の議論もないままに閣議決定し、日本を戦争のできる国から戦争をする国へと変えてしまいました。憲法理念の実現をめざす私たちは、ここ新潟に集い、戦後日本の分岐点となる安保3文書を撤回させ、平和憲法を改正させないとりくみをしなくてはなりません」と、訴えました。

次に、地元、来賓あいさつと続き、実行委員会の染・事務局長が基調提案を行いました。シンポジュウムでは「憲法審査会の現実と今後の私たちのとりくみ」をテーマに、コーディネーター:飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)パネリスト:新垣邦男さん(衆院憲法審査会委員)打越さく良さん(参院憲法審査会委員)杉尾秀哉さん(前・参院憲法審査会幹事)吉田晴美さん(衆院憲法審査会委員)が参加して、衆・参議院の憲法審査会の審議状況、問題などを憲法審査会の委員である国会議員から報告を受け、その問題点を共有し、私たちの今後のとりくみを確認しました。

2日目は、①「現下の改憲情勢」問題提起・助言者:飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)②「軍拡・基地強化」問題提起・助言者:斉藤光政さん(東奥日報編集委員)③「ジェンダー平等」問題提起・助言者:戒能民江さん(お茶の水女子大学名誉教授)④「歴史認識」問題提起・助言者:西崎雅夫さん(一般社団法人ほうせんか理事)吉澤文寿さん(新潟国際情報大学教授)⑤「憲法を学ぶ」問題提起・助言者:清水雅彦さん(日本体育大学教授)の各分科会と「新潟水俣病を学ぶ」フィールドワーク、そしてひろば①地元企画「脱原発型社会を構想する」パネリスト:横山由美子さん(一般社団法人おらってにいがた市民エネルギー協議会副代表理事)中山均さん(新潟市議、緑・にいがた代表)コーディネーター:佐々木寛さん(新潟国際情報大学教授)②基地問題交流会講師:島袋夏子さん(琉球朝日放送)そして最後には、30品目の銘酒を揃えた地元特別企画「地酒交流会」が開催され、それぞれに参加した方は、ウクライナやガザ地区の戦争を目の当たりにし、改めて「平和憲法を、守らないといけない」と感じたことでしょう。

最終日は、閉会総会が①特別提起(沖縄・福島・山口)②大会のまとめ③遠藤三郎賞表彰④平和運動賞表彰⑤大会アピール(案)決議⑥閉会あいさつが行われ、全日程を終了しました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。(参加者感想文は、後日特集号にて)