「頑張ってください」

代表  下馬場学

さつま町への弾薬庫建設反対の街宣を終わったとき、背後から声をかけられた。
後ろを向くと年配の女性が自宅から出てきて、機銃掃射を経験したことがあると話された。「最初パラパラと豆をまいたような音がしてあれっと思ったら、その後バリバリッと凄い音がした。音が後から来るんだね。頑張ってください」と。町民不在で進められている弾薬庫建設計画。声に出せない住民がいる。そして戦争経験者の思いは?

元旦早々の能登半島地震。多くの犠牲者のご冥福を祈ると共に、極寒の中避難生活を送られている方々のことを思うと胸が痛い。一刻も早く安心して生活できるようにと思わざるをえない。

にしても、この国の・岸田政権の初動の遅さにみられるような「命の軽視」「緊張感のなさ」は目を覆うばかりである。対策会議を開いたのは翌朝だという。自衛隊派遣の人数の少なさも指摘されている。現地に派遣された隊員たちが泥水の中で奮闘している。それを見た他の隊員たちは忸怩たる思いだっただろう。空挺部隊などの活用によって救われた命もあったはずである。最高司令官は誰か!

羽田空港での事故も、能登半島への救援に向かう予定の海上保安庁の飛行機と聞くと、なお一層辛い。事故の原因の一つに米軍が関わっている。横田ラプコン(米軍の管理する空域)の存在によって、羽田空港での離発着のコースが制限され、過密になっているという。日米地位協定を見直す・米国にものが言える日本を創らなければならない。

中央政界では「裏金問題」で揺れている。被災し避難生活を強いられている方々は厳しい生活送っている。福島では未だに3万人近い人々が避難生活を送っている。月3万円の年金が底をつき「お腹が空いて盗ってしまった」140円のパン1個を万引きした男性が逮捕される国。辺野古では、軟弱地盤への土砂の投入が「代執行」という形で、地方自治を無視して強行された。憲法92条には「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」とある。憲法さえ無視する国。高レベル放射性廃棄物を含む「核のゴミ」の処理が未定のまま原発の20年稼働延長を決める国。

声を上げていこう。行動しよう。「頑張ってください」の声に応えるためにも。